STEP1.入校

ご指定の駅または教習所に集まります。
教習所で受付を済ませ、入校手続・視力の検査や写真を撮り、担当指導員から合宿教習の流れや教習生活についての説明があります。

STEP2.第一段階(所内教習)

教習所内でのコースで教習を行います。信号や踏切、坂道があったり、まるで街のミニチュアのようです。
第一段階の学科教習は10時限になります。運転者の心得や基本的な道路交通法を学びます。技能教習は普通車ATは12時限、普通車MTは15時限で、車の構造や乗り降りの仕方、坂道や交差点の通行など運転の基本的な技術を学びます。
また予習したり、質問したり、分からない事があれば一人で悩まず、すぐ担当指導員に聞いてください。そうすることで早く運転技術が上達することでしょう。

ドライビング・トレーチャー(模擬運転装置)

入校当日に学科教習(適性検査)や技能教習も始めます。
最初はトレーチャー(ゲーム感覚で学べる模擬運転になります)

みきわめ

第一段階の最終項目としてみきわめがあります。
これは第一段階の教習の効果を図るもので、しっかり技能が身に付いているかを確認します。
「良好」の判定が出ないと修了検定に進めません。

技能教習は"あせらず"じっくりマスターできる親切指導

若手＆ベテラン指導員が、一人一人のレベルに併せて、親切、丁寧に指導いたします。教習車は、初心者の方でも扱いやすいタイプをご用意。
技能の進度が遅れている場合も、あせらずにマスターできます。

解説付きのティーチングマシンを使って予習・復習

法令、安全運転の知識は、解説付きのティーチングマシンで自習できます。
学科教習の復習やテストの準備などには、図書館としてご利用ください。

STEP3.修了検定(仮免許)

第一段階の最終試験になります。修了検定は修検とも言われ100点満点中70点以上で合格になります。
第一段階で学んだ技能がしっかり身に付き路上に出ても、問題がないか所内のコースで検定を行います。

検定は検定員が法令に基づき、安全確認や的確な速度、駐車時の措置や脱輪の対処など交通の状況によって主体的に運転できるかを観察し、危険行為(逆走や右側通行、信号無視など)や検定員の補助(危険回避におけるブレーキやハンドル操作)があった場合は中止となります。

修了検定に合格すると、次は仮免学科試験に進みます。
仮免学科試験は第一段階で学んだ学科教習の筆記試験です。50問で90点以上で合格になります。
そして修了検定・仮免学科試験の２つを合格すると路上で教習ができる仮免許が得られます。

STEP4.第二段階(路上教習)

一般道路教習です。いよいよ仮免許を使って一般の道路(路上の決まったコース)を運転します。
第二段階の学科教習は16時限で危険予測や、応急救護などより実践的な学科を学びます。技能教習は19時限で日常の運転を意識した実践走行です。
交通の流れに合わせた走行や交差点での適切な右折、左折の仕方、また歩行者の安全確保など様々な道路事情を考慮した運転技術を学びます。
方向変換(駐車)・縦列駐車などは何度も繰り返し練習することになるでしょう。
二段階の要はやはり高速教習になります。当グループ校は全ては実車で行いますが、シミュレーターで行う教習所もあるようです。
速度や車間距離に注意してまた指導員の指示によく耳を傾けて走行しましょう。

みきわめ

第一段階同様、第二段階もみきわめがあります。
第二段階の技能がしっかり身についているか、教習効果の確認になります。
これが最期の教習となり、良好になれば、いよいろ卒業検定に臨みます。

STEP5.卒業検定

午前中に技能の最終試験　卒業検定を行います。検定修了時に70点以上あれば合格となります。
路上での安全な走行、駐停車及び発進、所内での方向転換や縦列駐車など検定基準による採点がされます。
検定員は指示は出しますが、検定中はアドバイスはしませんので、自らが主体的に安全に運転することが大切です。
修了検定同様、信号無視や保護者保護、踏切不停止など一発で検定中止の場合もありますので、特に注意しなければなりません。
とにかく、安全第一の運転で今まで学んできた運転技術を出し切りましょう。

さて合格すればいよいよ卒業です。約15日間、合宿の仲間と過ごしたこの教習所ともさよならです。
仲間と談義したこの部屋ともおさらば。ちょっと寂しいでしょう。
卒業式で校長から「卒業証明書」が渡されます。
卒業記念品とお祝いの交通費を貰って帰宅の送迎バスで最寄りの駅へお送りいたします。
(指導員や友達と別れるのは寂しいけど、うれしさで口元がゆるみっぱなし)
東京方面からお越しの方は夕方までに家に戻れると思います。
みなさん、卒業おめでとうございます！