合宿免許のモデルスケジュール・卒業までのまとめ
短期集中の合宿免許スケジュール
合宿免許の教習スケジュールは技能と学科が効率よく組み込まれており、普通車ATは15日間、MT車は最短17日間の最短期間で卒業できます。特に春休みや夏休みの混雑時期はご自身で乗車予約を取る事が困難ですが、合宿免許であれば短期集中で毎日教習を受けられるため混雑時期こそメリットがあります。
スケジュールはこうして決められる
普通車ATの合宿免許スケジュール
日程 | 朝食 | 1時限 | 2時限 | 3時限 | 4時限 | 昼食 | 5時限 | 6時限 | 7時限 | 8時限 | 9時限 | 夕食 |
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時間 | ||||||||||||
1日目 | 入校 | 食事 | 適正 | 学科 | 実技 | 実技 | 食事 | |||||
2日目 | 食事 | 学科 | 食事 | 実技 | 実技 | 学科 | 食事 | |||||
3日目 | 食事 | 学科 | 実技 | 食事 | 実技 | 学科 | 食事 | |||||
4日目 | 食事 | 学科 | 学科 | 実技 | 食事 | 学科 | 実技 | 効果 測定 |
食事 | |||
5日目 | 食事 | 実技 | 学科 | 食事 | 実技 | 学科 | 効果 測定 |
食事 | ||||
6日目 | 食事 | 効果 測定 |
食事 | 学科 | 実技 | 実技 | 食事 | |||||
7日目 | 食事 | 修了検定 | 食事 | 仮免学科 | 食事 | |||||||
8日目 | 食事 | 学科 | 学科 | 学科 | 食事 | 実技 | 実技 | 食事 | ||||
9日目 | 食事 | 実技 | 学科 | 実技 | 食事 | 実技 | 学科 | 学科 | 学科 | 食事 | ||
10日目 | 食事 | 学科 | 実技 | 実技 | 食事 | 学科 | 学科 | 学科 | 実技 | 食事 | ||
11日目 | 食事 | 実技 | 実技 | 食事 | 応急救護 | 実技 | 食事 | |||||
12日目 | 食事 | 実技 | 実技 | 学科 | 食事 | 実技 | 学科 | 食事 | ||||
13日目 | 食事 | 効果 測定 |
実技 | 実技 | 食事 | 実技 | 食事 | |||||
14日目 | 食事 | 実技 | 食事 | 実技 | 食事 | |||||||
15日目 | 食事 | 卒業検定 | 食事 | 卒業式 |
※スケジュールは一例になります
アイコンの見方
- 上記教習スケジュールは一例です。個人差により日数が延期になる場合があります。
- レクリエーションは繁忙期を除きます。
時限数
普通車AT
所持免許 | 技能教習 | 学科教習 |
---|---|---|
所持免許なし/原付免許 | 31時限 | 26時限 |
普通二輪 | 29時限 | 2時限 |
普通車MT
所持免許 | 技能教習 | 学科教習 |
---|---|---|
所持免許なし/原付免許 | 34時限 | 26時限 |
普通二輪 | 32時限 | 2時限 |
入校から卒業までの流れ
入校するとまずは適正検査という視力や聴力、運転に関する性格判断などを行います。教習所や合宿生活する上での校則などの説明があり、その後は学科試験、技能と順に行っていきます。
合宿初日はアレヨアレヨと何もわからず忙しい時間が過ぎていく感じでしょう。もちろん途中で昼食、夕食は出ます。
スケジュールは1段階と2段階に分かれており、1段階の終わりの修了検定と仮免学科試験、2段階(路上教習)の終わりの卒業検定に合格しないと教習所を卒業できません。
順調に教習が進んだ場合は修了検定と仮免学科試験は7日目、卒業検定は15日目に実施されます。
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卒業後の免許証交付について
運転免許証は教習所では発行していません。
教習所卒業後は住所地の運転免許試験場で、適性試験、学科試験(本免)に合格しませんと運転免許証をもらえません。(本来ある技能試験は指定自動車教習所を卒業していれば免除されます)
試験場に行く時は「卒業証明書」を忘れずに持参しましょう。
忘れた場合は技能試験免除の証明ができません。また教習所卒業後は出来るだけ日にちを明けずに試験場へ行く事をおすすめします。教習所で学んだ知識を忘れてしまうと、学科試験は受1かり辛くなります(学科試験は100点満点で90点以上で合格)。焦って失敗しないためにも当日は時間に余裕をもって試験に臨みましょう。
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延泊せず、順調に教習進めるために必要な事
技能オーバー、検定不合格で延泊する場合もある
技能教習は毎回課題があります。例えば目標に合わせた停止、坂道の通行、狭路の通行、踏切の通過、方向変換および縦列駐車など、各々の課題をクリアしていかないと次のステップに進む事ができません。
もしクリアできない場合は、その課題を当日または翌日に再履修するため、
数回再履修が続くと必然的に卒業期間は延長され、延泊になります。
もちろん教習所としては全員が最短期間で卒業できる事を目指し教習指導を行いますが、中には延長になってしまう方もいます。
自らウィークポイントを見つけ対策する
客観的に自分の運転を分析出来ていない人ほど技能オーバーになりやすいです。
もちろん指導員は細かく指導をしますが、ご自身がどうしてそういった指導を受けるのか分からないと意味がありません。例えば坂道発進で後ろに下がる原因としてはクラッチ操作が苦手という点が考えられますが、そこで大切な事はクラッチ操作のどの部分が苦手なのか自ら考える事です。左足のペダルが踏み足らずギアが入らないのか?そうではなく半クラッチの感覚が分からないのか?原因は何個かあるはずです。またクランクでは縁石に乗り上げる失敗がありますが、これは内輪差が分かっていないのか?内輪差が分かっていないという事は、基本の車幅が頭に入っていないのか?自分の運転を俯瞰し原因を探ってみましょう。時には指導員に質問することもアリです。そして指導員の意見と合わせながら教習を進めると上手くいくと思います。
毎日の自習が合格に繋がる
技能は上手くいっても、仮免学科試験で不合格になるパターンはあります。
教習所では運転さえしっかりできればOKと思っている方が多いですが、運転マナーや道路交通法を学ぶ学科の授業こそ大切です。そしてその学科の授業の最終結果が学科試験という形で表れます。
学科試験対策としては「自主学習」を毎日やる事に限ります。
指導員は試験に出る大切なポイントを教えてくれますが、覚える内容が膨大で、まして合宿期間の2週間で暗記するとなると、授業だけでは一発合格は難しいです。
勉強の仕方としては教科書の重要なポイントにアンダーラインを引く、標識や標示などの似ているマークは単語帳をつくるなど自分なりの工夫が必要です。工夫するという行為は積極的な意思の表れですので、授業で聴いた内容が更に深く頭に入ることでしょう。
いつ勉強するかは、教習の空き時間と寝る前がベストです。1日のスケジュールは技能と学科を合わせても6時限位でで、それ以外は空き時間になりますので、結構勉強に割ける時間はあります。
また寝る前は記憶力を高めるのに効果があると言われていますので、昼間勉強した事を思い出してみてください。毎日コツコツ1時間でいいので、自主学習に励む事で着実に知識が積み重なります。
これで学科試験も怖くありません!
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